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代表取締役 矢部 理子
こんにちは。オキーフの代表の矢部理子です。
オキーフのウェブサイトにお越しいただきありがとうございます。

このごあいさつ文は不定期で更新しています。今日は5月9日、ゴールデンウィークがあけて1日目です。代表あいさつページなんて誰も見ていないと、社のメンバーからは白けた目で見られているこのページですが、先日とあるお客さまから「おもしろいね!」と言っていただけました。うれしいです。そもそも代表あいさつは堅苦しい形式的なものも多く、きちんと読んでくれる人が少なめです。アクセス解析をしてもアクセス数が微妙。そのためか最近は大手企業でも、形式的な挨拶文はやめて平素な文章で語りかけているケースも増えてきたように思います。

そもそも代表者が会社を代表してメッセージを掲載するのにはどんな意味があるのでしょうか。

ひとつは、顧客に向けて。でも先述したとおり、顧客は会社のサービスや商品に興味がある人が多いので、形式的な代表メッセージには大して興味がありません。

2つ目は採用。これから一緒に働いてくれる人に向けての呼びかけです。ただ顧客と求職者向けだと言いたいことも変わってしまうので、採用ページに別のメッセージを載せた方が効果がありそうです。

3つ目に、銀行や取引先に向けて。当然のことながら銀行は代表者の資質を確認するでしょうし、御社に営業しようとする取引先は、どんな社長さんなのかしっかりチェックされるでしょう。もちろん、上場していれば株主など、代表あいさつのターゲットも変わってくるでしょう。

そう考えると、実は代表あいさつの意味は、銀行やパートナーへのメッセージをしっかり視野にいれることが大事なのではないかと思います。銀行はもちろん、良いパートナーほど顧客を選びますから。

もちろん会社によってメッセージの宛先は違うと思いますが、すべてのステークホルダーに向けたメッセージって、なかなか難しいものですよね。みんなに伝えたいと思うと誰にも伝えられないつまらないものになってしまう……というお話でした。ちなみに私は、誰も見てないとわかっていても顧客となる経営者様に向けてこのページを更新しています。

さて、企業経営をめぐる環境は日々変化しています。私がクライアント様におすすめしているのは、マーケティング計画をしっかり立てすぎないこと。もちろんゴール設定と計画性は必要ですが、小さな方針転換をいとわない姿勢が、成果への一番の近道だと考えています。小さいチームで・迅速に判断し・細かく方針を変える。そのために、オキーフは外部パートナーよりも一歩踏み込んだスタンスを目指しています。

変化を感覚的にキャッチし、仮説を立てて実行し、効果を定量化して改善していく。すごく地味で泥臭い仕事だったりもします。戦略だけでなく、制作や広告運用までを高いレベルでできなければ結果は見えてきません。地味でめんどくさいことをコツコツと、でもハイレベルに実行できること。それが私たちの強みであり、クライアント様に貢献できる理由であると自負しています。
このような不確定な時代ではありますが、これからもクライアント様への貢献を通して、日々進化していける会社を目指して、研鑽を積んで参ります。

2022/5/9

株式会社オキーフ

代表取締役 矢部理子

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